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アート性、作家性、実験性の高いユニークなアニメーションを、世界各国から選りすぐってご紹介する、
ジェネオンのアニメーションのシリーズ。   

アレクサンドル・ペトロフ作品集

アレクサンドル・ペトロフ作品集

本編40分+映像特典20分
GNBA-3061 ¥3,990(税込)
2007年7月25日発売
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プロフィール

1957年 7月17日ロシア、ヤロスラーヴリ州、プレチーストエ村の農家に生まれる
1961年 一家でヤロスラーヴリに移り、ヤロスラーヴリ芸術学校で絵画を学ぶ
1977年 モスクワのロシア国立映画大学に入学し、師匠と仰ぐユーリ・ノルシュテインに出会う
1981年 ウラルのエカテリンブルグ市にあるスヴェルドロフスク映画撮影所で、アニメーション美術を担当
1989年 「雌牛」完成  広島国際アニメーション映画祭グランプリ、アカデミー賞ノミネート、オタワ国際アニメーション映画祭グランプリ
1990年 ヤロスラーヴリに、パノラマ・アニメーション・フィルム・スタジオを設立
1992年 「おかしな男の夢」完成  オタワ国際アニメーション映画祭グランプリ、エスピニョ国際アニメーション映画祭他で数々の賞を受賞
1996年 「水の精 -マーメイド-」完成  ザグレブ国際アニメーション映画祭グランプリ、アカデミー賞に2度目のノミネート、オタワ国際アニメーション映画祭グランプリ
1999年 「老人と海」完成  アカデミー賞短編アニメーション部門グランプリ、アヌシー国際アニメーション映画祭グランプリ他、10以上の映画祭で数々の賞を受賞
2001年 コカコーラ社のクリスマス用の30秒TVコマーシャル(クリスマス・キャンペーン)を制作
2003年 川本喜八郎氏の呼びかけに応えた、世界35人のアニメーション作家で制作された連句アニメーション「冬の日」に参画  文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞
2006年 「春のめざめ」完成  広島国際アニメーション映画祭観客賞/国際審査員特別賞、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞
2007年 ユナイテット航空社の60秒TVコマーシャルを制作

作品解説

cow

雌牛

The Cow

1989年/10分

広島国際アニメーション映画祭グランプリ
アカデミー賞ノミネート他多数

記念すべき彼の監督第1作であり、彼の創作の原点といえる作品。
原作は、アンドレ・プラトーノフとワシーリー・ベローフによって書かれた2つの短編で、ペトロフ自身が1つの脚本にまとめて制作された。
ガラスに油絵具を使って描いていくという、彼独特の手法もこの作品で初めて試された。

ridiculous

おかしな男の夢

The Dream of a Ridiculous Man

1992年/20分

オタワ国際アニメーション映画祭グランプリ
エスピニョ国際アニメーション映画祭他多数

原作は文豪ドストエフスキーの同名小説。彼はこのドストエフスキーの短編をアニメーション化したいがゆえに、大学の上級コースで学んだという。
文学的で難しいテーマであるにもかかわらず、長い年月をかけて周到に制作され、各国で数々の賞を受賞した。

mermaid02

水の精 -マーメイド-

Mermaid

1996年/10分

ザグレブ国際アニメーション映画祭グランプリ
アカデミー賞に2度目のノミネート他多数

原題は「ルサールカ」。ルサールカとは入水自殺のために、水の精に変身した若い女性のことで、、男を苦しめる存在として、ロシアの民話の中にはたびたび現れるという。独自の解釈により、二人の男の間で苦悩するルサールカを官能的に描き、アカデミー賞にふたたびノミネートされた。

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映像特典(16:9収録)

2007年/20分

アレクサンドル・ペトロフ監督が自作を語る、貴重なインタビュー
  1. 「雌牛」
  2. 「おかしな男の夢」
  3. 「水の精 -マーメイド-」
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