アート性、作家性、実験性の高いユニークなアニメーションを、世界各国から選りすぐってご紹介する、ジェネオンのアニメーションのシリーズ。
本編40分+映像特典20分GNBA-3061 ¥3,990(税込)2007年7月25日発売 この商品のご購入はこちら
©Alexander Petrov/DAGO Film/OLDSEA,Ltd
The Cow
1989年/10分
広島国際アニメーション映画祭グランプリ アカデミー賞ノミネート他多数
記念すべき彼の監督第1作であり、彼の創作の原点といえる作品。 原作は、アンドレ・プラトーノフとワシーリー・ベローフによって書かれた2つの短編で、ペトロフ自身が1つの脚本にまとめて制作された。 ガラスに油絵具を使って描いていくという、彼独特の手法もこの作品で初めて試された。
The Dream of a Ridiculous Man
1992年/20分
オタワ国際アニメーション映画祭グランプリ エスピニョ国際アニメーション映画祭他多数
原作は文豪ドストエフスキーの同名小説。彼はこのドストエフスキーの短編をアニメーション化したいがゆえに、大学の上級コースで学んだという。 文学的で難しいテーマであるにもかかわらず、長い年月をかけて周到に制作され、各国で数々の賞を受賞した。
Mermaid
1996年/10分
ザグレブ国際アニメーション映画祭グランプリ アカデミー賞に2度目のノミネート他多数
原題は「ルサールカ」。ルサールカとは入水自殺のために、水の精に変身した若い女性のことで、、男を苦しめる存在として、ロシアの民話の中にはたびたび現れるという。独自の解釈により、二人の男の間で苦悩するルサールカを官能的に描き、アカデミー賞にふたたびノミネートされた。
2007年/20分