未来機関の希望ともいえる宗方。彼にはたとえ多くの犠牲が出ても、絶望を根絶やしにするためなら自分の死でさえも受け入れる覚悟があった。そんな信念を聞き、自分が築いてきた希望も、結局犠牲があったことを痛感する苗木だったが、未来機関会長の天願は宗方の甘さを見抜いていた。苗木を人類の希望であると信じる天願は後のことをたくすと言うが…。