「二人で生きていくのよ、誰にも頼らないで…」 | ||
“誰にも頼らず二人だけで生きていこう”そう決意したはずの二人が、夕暮れの公園で途方に暮れていた ─ 。 姉の沢渡いずみ14歳と、その妹みつき13歳。この姉妹、実は家出中なのだ。「とある事件」をきっかけに家を出たけれど、何のあてもない二人。何か出来る仕事はないかと、探してみるが全て断られてしまうのだった。 次の日。今日も仕事を探していた二人は、ある大きなお屋敷にたどりつく。そこには、『急募!住み込み家政婦募集』の文字が!! その家は、両親をなくしたばかりの孤独な少年、中林義貴の家だった。 即、家政婦として採用されたいずみとみつき。 |
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