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アニメを見てこんなに心が痛くなることは初めてです。
胸が痛いです。
戦争を描写するためには必要だったのかもしれません。
今までの戦争の歴史における事実を伝えようとしているのも…
もし今、あなたがその場にいたらどうなるのか？
確かに“このような状況下にもし置かれたら”なんて今まで
考えもしなかった…
現実に実際問題としてそのような反道徳的行為が実在していた事実を
このアニメを通して改めて警鐘しようとする意図があったとしても、
胸が痛いです。押しつぶされそうです。
警鐘のために必要な表現だからと
わり切れるほど強い心を持っていません。
どうしてもサラの涙が脳裏から離れないんです。
それは単に事実から目をそらしている心の弱いただの同情論者だと
言われる方もいらっしゃることでしょう。
確かにアニメのキャラクターに感情移入し、たとえ非なる世界のことだと
わかっていても常に正の方向のみを期待し信じてきた自分にとっては
そう思われても仕方ありません。
でもそう思われても今の自分の心は…
そのくせ心の中ではそれがテーマだからと思うことで納得して
この気持ちから逃れたいという自分が顔をだすんです。
腹が立ちます。
自分がこんなに弱かったのか
そう感じずにはいられません。

今はただ戦争のリアルさのための表現だけで終わらせてほしくない
としか言えません。
例えもし今、あなたがその場にいたらどうなるのかではなく、
どうしていくのかということが展開されていくとして、
その場におかれた者の自己成長のために必要だったと
言われても、心の整理がつきそうにありません。
でもしかし、こういう状況ならありうる表現をしたのなら、
そこからたとえ大きすぎる試練だったとしても
前に向かって進んでいこうとする心を描写してもいいはずです。
そうあって欲しいと思います。
未来に待つであろうサラの運命がその方向に
向かっていると信じていたいし、そうあって欲しいと願うばかりです。

やっと気づいた。
シュウの目の前で、鉄骨に引っ掛っていた一輪の花が、風に飛ばされるシーン。
あれはサラの運命を暗示していたのか。
「美しいだけで役に立たない」花…。
じゃあ、ララルウは「役に立ちそうな」花ですか。
それにしても予告編までハムド氏によるナレーション（？）。
不快感を徹底していますね。

敗色濃厚な頃のベルリン、何より浅間山荘のイメージが強いです
追いつめられ、壊れた集団ですか（ハムドは一発逆転を画策中ですけど）
相手もそれなりにろくでもなく、負けたら掠奪、暴行、最後は皆殺しと
進むも退くも地獄、なら進むしかない止まらない列車状態なのかもしれません
解放軍でしたら、かなり気が楽なのですが…、本当世界はどうなっているのやら
いい加減な憶測はもうやめにします
少なくともシュウは、そんな濁流を逆らっていくのは確実です、辛いことに

とりあえず、「大丈夫って言ったのに全然大丈夫じゃなかった」からって
シュウを恨むような展開にならないことを願います。

＜アニメであること＞
「アニメだから許されない」ということはありません。
ですが「実写で行われていることだから許される」ということもありません。

＜子供への影響＞
あれがレイプだと判断できる年齢なら問題は無いかもしれません。
ですが、子供にそういった現実を教える時期を決めるのは親でしょう。
少なくともＴＶ局だのアニメ屋だのが決めることではないはずです。
親が事前に判断できる材料なしに性暴力を見せ付けるのは問題です。

＜私の場合＞
子供がどうとかではなく、私が傷ついたんです。
私はたとえ空想の物語であってもレイプなど見たくはありませんでした。
監督が監督であるのでシリアスな展開は覚悟していました。
ですが希望のある話であると思っていました。
事前にこんな描写があると知っていたら絶対にこの作品を見なかったでしょう。

自分の心に決着をつけるために次週以降も見ざるをえません。
吐き気がするほど嫌ですが見つづけます。
納得できる結末でなければ二度と大地監督の作品を見ることは無いでしょう。

あの状態の彼女に何の希望がありますか？
レイプされた少女に向かって「生きていれば良いこともあるさ」と言えますか？

取り繕った大団円なんていらないからキチっとまとめてほしいもんだね。
まあ第三話については、レイプされてるオンナをもっと出してほしかったって事。
見世物ってわけじゃなくてさ、ヤられてるのがサラだけじゃあ、
戦争じゃみんなヒドイ目にあうってのがわからないのよ。
別に主役格キャラも名無しのキャラもさ、同じだよってのが。
アレじゃ悲劇のヒロインじゃん。サラだけ。
自分的にはアレだけで戦争の残酷さ云々表現するのはまずいと思ったけど。
実際の戦争を脚色するのはヤバいんだよね。監督の主義主張とかいれちゃって。
結構あるんだよな。戦争は「ただ」いけないっつう偏狭な価値観で作ってるのが。
でもコレ終始フィクションだから。世界観描写とかきちんとしないと。

あと、製作側は手ェ抜いて作ってる訳じゃないんだから
心が傷ついたとか言って怒ってるやつらはついてこなきゃいい。
本当に子供のこと考えてるんだったら、
子供が情報から隠蔽されなきゃならないなんていう道理は通らないんだよ。少し考えりゃわかるだろうけど。
アニメだから娯楽やんなきゃいけないなんつう道理は無いし、
アニメだから子供によくないモノ作っちゃいけないっつう道理も無いな。
そんなことばっか言ってるからアニメがバカにされんの。
世界に羽ばたくジャパニメーションだろう？アニメは表現手段でしかないんだから。
子供にカコつけて手前のコドモな嗜好守ろうってのは卑怯だよ。

＞ですが希望のある話であると思っていました。
誰もレイプなんか見たくないんだよ。
殺しも見たくないな。苛めも見たくない。人が殴られるのも嫌だ。悪口を言うのも。

で？

製作者は視聴者の奴隷じゃ無いのね。アニメだって表現方法だし。
製作者が視聴者に媚び売るのは不愉快な話だよ。

常識で考えりゃあ戦争を主題に置いたモノに純粋な希望求めるのは変。
描写ひとつで「希望が無い」とか言うのはダメよ。
それはその作品に希望が無いんじゃなくて、
自分の中からその作品に対する希望が無くなったってコト。
その文脈で行くと殺し一つで希望無くなるもの。殺し見たくないし。

　こんにちは
　「市街地中に小さな軍需工場が点在しているから」と非戦闘員対象に無差別爆撃するマクロ的視点。そして今回の第三話のミクロ的な視点。戦争の非道さを表現するのに違った角度から捉えているだけで本質的には同じだと思いました。それでも前者が視聴者にそれほど不快感を与えないのは何故なのでしょうね？　それは自分と等身大の人間が動くことにより、不可避の取り込みがあるからなのだと私は考えています。（つまり前者は自分と無関係だと切り離して見ることができるが、後者は否応なくキャラと同一視してしまう）
　『不快』という情動は、不快感に比例した強い無意識の負の衝動が惹起されて、防衛機能により＜否定＞を選択した……となるのでしょうか（精神分析の自我心理学派では）。結局は自分の想像上の理想と現在置かれている状態とのギャップ（この作品への先入観と現実の差に対するとまどい）を上手く処理できていないのではないかなーと。どうしても我慢ができない方は無理にこの作品とつきあう義務は当然ありませんので、あかほりさとる氏の作品でも見続けることをお奨めしますが。

　とにかく、ほとんどノーマークだったこの作品には「やられた〜」って感じでした。『ふつうの平和』がこれだけ大事だということを痛感させられるのも久しぶりです。後はあの表現が“必要不可欠”であった……と確信できるラストを期待するのみです。

　個人的には、加害の当事者よりも、同罪なのに呵責も感じず部外者を決め込んでいるナブカの方が許せないんですけどね〜。もし私がサラだったら、五指烈弾の秘孔を突いて足の筋を水鳥拳で切断した上に股間に拳王様の一撃を食らわせてやりたいくらいに憎むと思いますけど……。
　つまりは私も不快感は起こったのですが、それ以上に期待しちゃっているわけです。

見たくない人は見ないですむ配慮が必要だということです。
作るなと言っているのではありません。

誰もがアニメ雑誌やネットで事前に情報を得ているわけではありません。
あの第１話を見てこの番組を見ようと思った人間にとって、現在の状況を予測する
ことは不可能です。
実際、私は戦争ものであることすら知りませんでした。

視聴者に媚びる必要はありませんし、どんな表現をするのも自由です。
ただ、それが人に不快感を与える表現であるなら事前に警告すべきです。

あの第１話を見せておいてレイプでは「人を騙して不快なものを見せた」
としか思えません。

失礼ながら、あかほりさとるなら、そもそも見ないし怒りもしません。

語らずにはいられぬ作品だからこその反発とお考え下さい。＞許容派のみなさん

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