◆5月9日:東京都内某スタジオにて◆ | ||||
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◆取材記者:上林知加子さん◆ | ||||
生まれて初めてアフレコの現場を見学し、本当に貴重で素晴らしい体験をさせて頂いたと感謝しています。 実際に絵に声が入っていく瞬間というのは、今まで想像していたものよりもずっと難しく大変なものだと思いました。効果音もなく、ただ絵を見てそれに合うタイミングで的確な表現で演技されている声優さんは、さすがプロという印象を持ちました。監督さんから伝えられる微妙なニュアンスに対し、適した声を出すことは、動作を交えての演技よりもずっと難しい事だと思いました。 第9話を見る時には、このアフレコ見学の内容を思い出しつつ見ると思います。出来上がった作品に改めて感動すると思います。 取材にあたっては、私は森久保さんへインタビューさせて頂きましたが、あまりの緊張でまともにインタビューできず、大変申し訳なく思いました。たまたま用意していた質問が、先に言われてしまい、かなり動揺していました。そんな私に優しく答えて頂いた、森久保さんには感謝の気持ちでいっぱいです。 アフレコ見学、そして声優さんへの取材、本当に素晴らしい体験をさせて頂き、ありがとうございました。 |
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◆取材記者:平松真由美さん◆ | ||||
アニメというジャンルに最初はまったく興味を持っていなかったのですが、WOWOWでプリーティアを見始めてから、どっぷりとはまってしまいました。 颯役の鳥海さんが目当てで応募してみましたが、実際にアフレコ現場に入ってみて、私の興味を1番ひいたのは監督さん達のやりとりでした。皆さんが真剣に討議している姿にビックリしました。アニメを作っていく大変さが自分の目で見られて、本当にものすごいものが当たってしまったんだと実感しました。 また、声優さん達の演技にもこれまたビックリしました。ものすごい集中力がないとできない仕事なんだなぁーと驚きました。当初の予定だと鳥海さんを見まってやるぞー!!という気合が入りまくりだったのですが…実際は、声優さん達全員の演技に釘付けにされてしまいました。 アフレコ後にインタビューが続いてあるなんて聞いてなかったので、緊張して脈が上がりまくってしまいました。鳥海さんを目の前で見られた時は、21年間生きていたうちで1番嬉しかったです。 個人インタビュートップで緊張してしまい、質問内容などかなりボロボロだったのですが、鳥海さんが一生懸命答えてくれて本当にありがたかったです。颯と同じで鳥海さんは優しさ溢れんばかりのお兄さんでした。 本当にめったにない企画に運良く当たることができ、アニメの制作現場を自分の目で見ることができて本当に楽しかったです。これからプリ―ティアも佳境に入っていくと思いますが、スタッフの皆さんと声優の皆さん、頑張って下さい。 |
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◆取材記者:西山晶子さん◆ | ||||
この日行われたのは第9話。アフレコ終了後4人の方にお話を伺った時にも皆さん口々にあまりの急展開に「驚いた!!」と仰っていましたが・・・あのラストの災姫と細には姫乃ならずもかなりの衝撃が走ったのでは・・・?これには演じている吉田さんも個人的に大ショックだったそうで、当然ですよね。私なんて終わってから暫く椅子から立ち上がれませんでした!!その点、櫻井さん(細)は、今後の細の動向が気になりつつも、ご自分では役的に今迄ずっと抑え込んできたものが、ここで一気に吐き出すことが出来たので良かったとの事。見てるだけの私などからしてみれば、お手の物だと思われていた役でしたが、一歩演じる側からしてみれば、とても私なんかでは計り知れない色々な物があるようで・・・影の苦労が少し伺えたようなコメントでした。 さて、そんなお話のアフレコとは一体どんな感じで進んで行くのかと言うと・・・薄暗いブースの中に聞こえてくるのは唯一出演者の方々の声のみ(SEもBGMもありません!これにはかなり驚きです!)。そこ一点にスタジオ中の全神経が集中といった感じで、微かな音(台詞)も聞き逃せないので、物音一つしないピーンと張り詰めたと言うか、凄い圧迫感と言うか・・・上手く表現出来ないのですが、とにかく今迄に体感した事も無い様な何ともいえない空気がヒシヒシと伝わってきて、正直このままではラスト迄とても体がもちそうにない・・・(あっでも収録中はそんな慣れない緊張感にドギマギしながらも、いつの間にか時の経つのも忘れ、出演者の方々のお蔭ですっかり作品の中に引き込まれてしまって、という感じだったのですが)、終始そんなムードが続くと思われた現場に、ここでいきなりピリオドを打ったのが執事の田中!!さっき迄の空気が嘘のようにスタジオ中笑いの渦。これで一気に場の空気が和みました。流石は子安さん!!櫻井さんも「ムードメーカー」って仰っていましたが、お蔭でかなり楽になりました。ひたすら感謝って感じです。 と言う訳で、全てが終わる頃には皆さん一人一人がそれ迄自分が持っていた印象の何倍にも大きく感じられて、もうただただ凄い凄いの繰り返し(見学してるだけでタジタジ、へロへロの自分が情けない・・・〉。あまりに見事なお仕事振りを目の当たりし、感動で胸がいっぱいで・・・上手く言葉になりません。あっでも間違いなく言えることは、あの日の事が今自分の中でとてもいい刺激になっていると言う事。物の見方や捕らえ方、そして考え方と・・・イチイチ言ってるとキリがないですが(苦笑)。凄く視野の狭かった私に、とても多くの事を学ばせて頂けたこと、心から感謝しております。 アフレコ直後、キャストの吉田さんに直接質問させて頂くことが出来ましたので、最後にその事に触れてこのレポートを終了したいと思います。 1:今回EDを歌っていらっしゃいますが、何かその時のエピソードとかご感想などは?との質問には、基本的に歌うことは大好きだと仰る吉田さん。でも、この曲はかなり難しくてとても苦労されたとか。「でも、周囲の方がとてもいい雰囲気を作って下さり、自分の思うように自由に歌わせて頂けたので、それがとても嬉しかったし、そのお蔭で出来上がった大切な曲」だそうです。でも一つ残念だと思うことがあるらしく、それを伺うと・・・2番のラストフレーズがとてもお気に入りなのに、番組では流れないのでそこを皆さんに聴いて頂けないのがとても残念だと(後で係の方に私が聞いた所、6/22発売のサントラCDにはフルバージョンが入っているので、是非買った方はそこの所要チェックで!!きっとそこには、この曲に対する吉田さんの思いが特に一杯詰まっていることでしょう・・・〉 2:いろんな男性キャラがいっぱい登場しますが吉田さんが親友・恋人・結婚・兄弟にするとしたら、それぞれどのキャラがいいですか?〈敬称略) 吉田:まずは・・・結婚するなら豪、理由は気を遣わないでいいし、ずっと一緒にいるなら楽 な人がいいから・・・。 森久保:(ああ、なるほどねという感じに頷きつつ)光熱費とか、かからないしねぇ。 櫻井:あんなにはいらないでしょー。ほとんど燃えちゃうよ。 鳥海:だったら俺だって風使えるよ。でも、あんまり必要ないか・・・(ちょっと寂しそう?) 吉田:恋人なら細・・・カッコイイから。一緒に連れて歩いてもビジュアル的にいいでしょ。(男性陣から「さっきから聞いてると他力本願な事ばかり言って!」「もっとさぁ、自分で何とかしようとかっていう風になんない訳!」と大プーイングが起こるが、何を言われても動じない所は流石に姫乃役?) 吉田:親友は颯・・・本音をぶつけて付き合って行けるので、おもいっきり喧嘩とかも出来る し・・・いけない所とかもちゃんと叱ってくれるから・・・。 鳥海:でもそれって、ホントは好さだから・・・ってヤツじゃないの?〈颯としては、もしかした ら親友というジャッジはかなり不服なのでしょうか?) 吉田:兄弟は・・・万年。憎たらしい所もあるけど、頼み事とかしたら何んだかんだと言いつ つも「仕様がねぇなぁ一」とやってくれそうだし・・・。 (と、ここで鳥海さんからハトコはないの?とご要望?があったので、係の万にお許しを頂き、質問続行です。) 吉田:ハトコは・・・(暫く考えて)蛍かな?時たまなら蛍もいいかな? ご自分でもチャームポイントと言われてるくらい、吉田さんは笑顔がとても素敵(間近でお目に掛かって納得って感じデス)。それに"おめめパッチリ"の(この方に見つめられたら思わず吸い込まれてしまいそう・・・と言うくらい、とにかく澄んだ綺麗な憧をしていらっしゃるんですよ)まさに姫乃ちゃん役にピッタリという感じの方で、この作品をとても大切に、そしてまたこの作品にかける意気込み、思い入れの深さなどをキラキラ瞳を輝かせながら語っていらっしゃる姿がとても印象に残る方でした。 |
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◆取材記者:竹内 望さん◆ | ||||
アフレコ見学のレポートということで、当日の事を思い出しているのですが、正直”楽しかった”の一言です。・・・なんて、そんなのではレポートにならないので、私が感じた事を書きたいと思います。少しでも皆さんに伝わると嬉しいです。 アフレコ見学当日、仙台はあいにくの雨でした。いつもは憂鬱な気分になる雨でも、その日は違いました。気分はまさに快晴!緊張はしていましたが、緊張のドキドキより楽しみで仕方ないといったドキドキが勝っていました。 見学した9話はまさに佳境、衝撃的な展開です。キャストの方々の演技に見入り、聞き入っていました。アフレコを見学させて頂いていて思ったのは、言葉って難しいなということです。微妙な言葉のニュアンスで、言葉自体の意味や想いが変わってきてしまう気がしたからです。監督からの「ここはこんな風に」という指示に、その場ですぐに対応してアフレコするキャストの方々に、声優の大変さと素晴らしさを感じました。 楽しみなドキドキも、インタビューの時になるとどこへやら(笑)。緊張で頭の中は真っ白だったのですが、吉田さん、鳥海さん、櫻井さん、森久保さんとお話しているうちに緊張はほぐれていました。ちなみに私が櫻井さんにした質問は、『櫻井さんから見た細という人物』と『細以外にやってみたいキャラ』でした。それに対し、「全てを吐き出したこれからの細が気になる」「ナイツは皆個性的なので面白そうだし、薫さんも気になる」とおっしゃっていました。 正直今でも見学したのが信じられないくらいで、毎週放送を見る度、不思議な感覚に襲われています。でも本当に楽しかったし、貴重な体験をさせて頂いたと思います。キャストの皆様、そして佐藤総監督、佐山監督、あの日お世話になった全ての方々に感謝です。本当にありがとうございました。これからもプりーティアについて行きます!! |