20回目 藤田の奇跡

昨日のエイプリルフールで灰羽連盟をBDでだそうと
ついtwittterでつぶやいてしまったが、実はほんとなのだ。
昨日、ブログに書くとなにがほんとかわからなくなるので
気を持たせてしまって申し訳なかったが
本日、ことのあらましを説明したいと思う。
そもそもlainの企画は去年の今頃スタートしてその後
秋口に最新のアップコンバートの営業があり
秘密裏にその第一弾として灰羽連盟のBDのプロジェクトは
同時にすすめていた。
ぶっちゃけすぎる話だが当時、ベーカムを経由し
デジベでマスターで組んだ灰羽連盟はそれまでの
アップコンではアップコンしても大して効果はなく
それこそ、PowerDVDやら拡大再生できるハードで
見ていただくのと大差ない、そんな商品をつくる気に
ならなかった。で、そんなマスターでもいい感じに
アップコンしてくれる新システムで始まったのだが
そこには思いもよらない落とし穴があった。
13話中、2話がアップコンすると画面がグラグラする
症状に見舞われた。理由はその2話はアニモで出力されて
(他はレタスで出力)おり、出力時の人的ミスだとわかった。
当時のアーカイブを捜索したがダメだった。
すなわち、なすすべなし!
いつか奇跡のアップコンシステムが生まれるまで
このまま塩漬けにするしかないという状況に
追い込まれてしまった。これを「グリ漬け」と勝手に呼ぼう。
で、その「グリ漬け」状態を打破睡眠してくれたのが
先のQ-tecの藤田氏なのだ。
彼は「画質の為なら死ねる」タイプの人間なので
システムとは名ばかりのえらく手間のかかる作業を
こちらが言わずともやってくれている。
テストは終わったがプレビューは今週からなので
はっきりは言えないがようやく発売できるようになった
という訳なのだ。
で、今日現在の進歩状況を考えるとlainの発売日を
追い越してしまうことがNASAの発売速度観測委員会の
研究で明らかになったというのだ!
…いや、ほんとにいろんな方々、いろいろ諸々スミマセン…。
とにもかくにもMr.藤田は
死んだ筈の「ハイバネ」を蘇らせてくれた。
ここに作業中に疲れて白い灰になって
死んでしまったら、ライナー1Pを追悼に
割くことを約束したいと思う。
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