前回の私の投稿、どうやら二重投稿になってしまったようですね。すみません。Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)
「だまし討ち」という表現は私にも割としっくりきます。「劇画調でも
憂鬱になるのでは?」というお話がありましたが、もちろん劇画でも実写でも
多かれ少なかれ衝撃は受けるとは思います。ただ、今回の場合、キャラ
デザインなどによって雰囲気作りをしておきながら、それにそぐわない
残酷描写をすることで、衝撃を倍加しようという、ある種あざとさの
ような意図を感じてしまうのです。
不快な現実から目を逸らさないことは大切だと思います。しかしあの
描写から受けたのは、そのようなメッセージ性を伴った不快感ではなく、
単に過激で悪趣味な印象だけでした。
メッセージを受け手に伝えることが表現の目的である以上、少なくとも
私にとって、あの表現は失敗であったのだと思います。
リロードすると前回の投稿文がなぜかもう一度送信されてしまうらしい。Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)
どうもお騒がせしてしまってすみません……。
感情的な嫌悪/興奮も受け取り方の一つですが、Mozilla/4.04 [ja] (Macintosh; I; PPC, Nav)
戦争における性暴力、とくにサラのケースのような従軍慰安の強制を考えるためには大局的見地も必要、
と考える僕には、その材料が無かったことが第3回に対する不満点です。
映像の組み立てが後期エヴァ同様に、作り手並びに受け手による外部からの視点を強く意識した、
描写が受け手にダイレクトに届くつくりになっているので、
(もう一つの主要視点であるシュウの一人称視点が感情移入しづらい(=ダメ、ではない)のでなおさら)
受け手を感情的な受容に呼び込む演出技法でしょうが、
自覚的に戦争における性暴力をあえて批判的に採り上げるなら、両者の関係まで描いたうえでの批判が必要かと。
「戦争だからこんなこともある」程度の消極的認識で採り上げているのではないと考えて書くのですが。
それが、前回の書き込みの反復になりますが、
権力側の意思決定の経過も理由も直接の加害者のプロフィールもほとんど描かれなかった、
ようはサラへの性暴力がヘリウッドの戦時体制の論理で正当化されていないのが、
性暴力の扇情性(嫌悪・興奮いずれにしても)のみが強く印象に残る原因の一つではと。
以上はあくまで発表された作品への感想であり、
今後の展開への要望ではないこと、制作に介入する意図は一切無いことを明記しておきます。
あと、書き込みの中に作品の一部描写からスタッフの非倫理性を結論するものや、
作品の放映環境への介入(放送停止や時間変更の提案)がありますが、
現実における制作現場への干渉、破壊につながりかねないので加減が必要では。
さまざまな現実への悪影響が懸念されていますが、この意味での制作現場への影響が一番出やすいでしょうから。
ここは公式の掲示板だからなおさらです。他の悪影響の可能性はこれに比べたら小さいかと。
個人的に次回を、完結を待ちたい作品なので。
また、虚構上での戦争批判の構築は、事前の抑止の一環の思考実験として意義があると考えます。
おはようございます。私が寝てる間にもすごい書き込みの量ですね。Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)
どこかで大地監督は今僕について、「心に残る作品にしたい」おっしゃってたそうです。「心に残る」内容が良いものにしろ、悪いものにしろ、3話の問題は大地監督にとっては大成功だったんじゃないかな〜。
だってホラ、一晩のあいだで4〜5ページは書き込みが進んでますよ。
これは、それほどまで第3話が皆さんの心に残ってしまったってことですよね。
今のヒト(特に中高生達)って、自分の意見をあんまり言わないと思うんです。
だから大地監督は皆に「考えること」って言う事を伝えたかったんじゃないかな〜。
シロウトの私の意見だから、ハズレかもしれないけど。
もしかしたら、大地監督、このBBS見てるかもしれませんよ〜。
そうそう、まだ私、3話観てません。今日ぐらいには観れるかのぅ〜?
残酷描写は必要悪ですMozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)
なぜなら希望を明確に表現しますからね
ボトムズも戦争を克明に描写していましたから
人間の本質を見せてくれます
2話を見てから、「今僕」が好きになりました。Mozilla/4.08 (Win98; I;)
少年(少年)に対する拷問、少女(サラ)が性的な暴力を受けた描写…。
単に残酷な描写や“戦争状況下でのリアル”を描くことだけが目的で
深く考えずにそういう描写をする作品は多くありますが、そういう
作品を見たときに受ける“不快感”は「今僕」の2、3話からは受けませんでした。
私は、スタッフの皆さんが本気で良いモノを作るために、熟考した上での敢えて
取り入れた描写であると感じました。
久々に良質な(良心的な)アニメがTVで見られる事になりそうで、毎週木曜が
楽しみです。
おはようございます。第3話を昨日見て、やって来ました。Mozilla/4.05 (Macintosh; I; PPC, Nav)
すごい反響ですね。
最近はアニメから遠ざかっていたのですが、偶然第1話を見る機会を得ました。
やっぱり、血が呼ぶのでしょうか?
よいです。見たいです。
さわやか、スカッと系かと思いきや、全然それだけじゃない!
確かに、第3話衝撃的でした。(自分的には第2話の猫の方が辛かった。)
でも、これが単なる客寄せのインパクト手法だとは思えないです。
ん〜、思えないっていうかそう感じてる?
意見(想像込み)を交わしあうのも大事ですが、残念なことに私にはまだ自分の感じたことを言葉だけでは表現しきれません。
自分で枠を作ってしまいそうでね。
とにかく続きを見なければ!
見ましたよ〜!3話目。Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 95; DigExt)
サラがあんなことになってしまってすごく胸が締め付けられました。
ここのカキコを見てみんなすごい分析しているなぁと感心しました。
私は、戦場に出たときのナブカの冷静さに惚れました。
あんまり難しいことは書けないけど。
早く続きがみたいです。出ている人達がどう関わっていくかとても楽しみです。
大地監督に言いたいのは「手詰まりになるからやめとけ」って事。Mozilla/4.7 [ja] (Macintosh; I; PPC)
刺激的な描写なんてとっくにインフレーションを起こしていますよ。
構築されたものが壊れるから気持ちいい訳で、第3話から壊れても狂ってると思われるだけだって(笑)。
これ以上すれっからしのアニメファンにエサやってどうすんの?って感じです。
大地監督はそういう人じゃないと思っていたのだけどね。
なんでそんなにテンパってんのかな?
はじめまして。友人に勧められてカキコしてみます。Mozilla/4.51 [ja] (Win95; I)
話題の3話、僕はまだ見てませんが、(友人にビデオとって貰っている)だいたい
どんな状況なのかわかりました。
僕の持論から言ってアニメに限らず「映像とは演出である!」
要するにどんなに良いストーリーでも見せ方が下手だと受けての心に刻み込まれな
いという事です。
この投稿の題名のように、注目され、受けての心に刻み込むのにはこの演出は成功
といえるでしょう。この事件をキッカケに見るようになる人が多くなると思います。
ただ、今回の事によって見なくなる人がいるのは悲しいことですが。
「夜7時でこのネタはどうか?」と言われると、僕も流石に困りますが、僕の経験
から言えば今回の演出は「必要悪」と言い切れます。「それは違う!」という方も多
くいらっしゃいますが、僕の経験を少し語らせて頂きますと、僕は柔道、古武道、合
気道、八極拳、日本拳法など(内、段位のあるものも有り)をやってきてちょっと鬼
みたいな人間ですが、僕が強くなりたいと思ったキッカケは、小学生の時、自分の幼
い力故に「悪」を容認しなければならない瞬間に出会ったからです。「もう二度とこ
んな思いをしたくない」と。
その「出会いたくもない事実」を仮想的に体験し、強く生きる事を学んだのなら、
これは「必要悪」ではないでしょうか。子供がその「必要悪」を理解しえない年齢な
ら、確かに今回の事は「騙まし討ち」といわれても仕方がなく、見せるべくもないで
すが、そうでなければ、これを見て、逞しく生きる事を、真っ直ぐに生きる事を誓っ
た子供達がいれば幸いなのではないかと思います。終わります。長くてスイマセン。