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一話を見てそれほど感銘を受けず、二話を見損ねて、あまり期待せずにルーチンで録画した三話を見て、はっきり言って感動しました。例の場面の事ですが。情け容赦無い世界設定を強調するという効果は絶大です。直接描写無しに悲惨さを描くやり方は見事です。また、サラが部屋に引きずり込まれた後、真っ暗な廊下で立ち尽くす少年兵二人という描写には泣けるものがありましたな。

あの種の表現を有害だとか言うのは完全に見当違いです。ああいう行為を「正しいもの」として描いているならまだしも。この世界に広く存在する、弱者への搾取や暴力といった重要な題材から表現者が眼を背けてはお終いです。
ここで多く見られた批判は、ああいう搾取、暴力から目を背けてヌクヌクしたいという甘えの発露以外の何物でもない。直視が嫌なら眼を背けていれば宜しい。誰も、嫌でも見ろなどとは言わない。もっと甘い、ヌクヌクしたアニメならそこら中に幾らでもある。そういうのばかり見ていれば宜しい。しかし、本作のようなアニメは多くはないのだ。

本作の今後には大いに期待します。

子供への影響とか書いあるけど、、、。あーゆーの見たら普通「許せねえぜ！」
と思うのが普通だろうし、、、。普通の想像力があれば何の問題もないような気が
します。設定を読んだら「捕虜との間に出来た子供をうんぬん」て、極端な話、
たまに耳にする「民族浄化政策」ってあーゆう事を大規模にやる事（も含む）のでは？現実はフィクションを超えてるんだろうから（多分、、、）現実（らしきモノ）
を直視させるイミでもむしろ「いい話だった」ととれるのですが？

『設定を読んだら「捕虜との間に出来た子供をうんぬん」……』の「設定」とは何に掲載された設定でしょうか？雑誌とか？

やはりあのシーンはぞくりとくるものがありました。
（今日、ビデオに録画しておいたものを見ました）
あのシーン。
廊下に、サラの悲鳴が響き渡るような気がしました。
けど、監督はそれをしていなかった。
それが恐かったです。
もう一度見返しました。
エンディングでのサラは、泣いていました。
少年兵は、「命令だ」といいました。
表面上、罪悪感はありませんでした。
悟っていました。
花が散っていました。
唇をかんでいました。
http://www4.freeweb.ne.jp/play/madsky/

ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争でセルビア人勢力は人口を増やす為に組織的にレイプを行い、その為の施設として複数のレイプ・キャンプが造られました。そこではムスリム（イスラム教徒）などの女性が年齢別に（ここには１０歳から１３歳、ここには１４歳から１８歳を収監する……といった具合）強制収容され、セルビア人によってレイプされ妊娠させられ中絶が不可能な５ヶ月くらいまで拘束されたといいます。

こういった現実を踏まえて第三話を見れば、人類の大問題をストレートに描いた素晴らしい作品だと理解出来る事でしょう。「子供に見せるな」とかいう意見を目にしますが、むしろ見せた方が良いんじゃないですかね。現実世界に蔓延る大問題と、暴力被害者の心情を知る結構な機会です。もちろんアニメは子供の倫理学習の為にある訳ではないが、娯楽の為だけにあるのでもないから。

「設定」とはここのことではないでしょうか↓
http://www.anime-int.com/topics/new/now/now.html

唐突に見せられたのが問題なんじゃないんですか。
こういう問題は見る側にも心の準備が必要ですし。
第一話からでは想像もできなかった展開だと思います。

みなさんが一番心配しているのは
｛本当に真剣に最後までやってくれるのか？｝
と言う所だと思います。

本気なら結構。
そうじゃないならやめてくれ。
ということじゃないでしょうか。

「目を背けたいという甘えの発露」
だけの意見ではないと思います。

かずさん、「設定」の場所を教えて頂いてどうもです。

しかし凄い設定だ。こんな破滅的な世界設定なら無辜の子供への搾取や暴力も何ら不自然じゃないですな。

本作はこの狂った世界で生きざるを得ない人々の物語。しかし現実世界が本作の世界とどれほど違うかと言うと？

http://www.anime-int.com/topics/new/now/now.html
まずここを見よう。

＞唐突に見せられたのが問題なんじゃないんですか。
＞こういう問題は見る側にも心の準備が必要ですし。
＞第一話からでは想像もできなかった展開だと思います。

私も想像出来なかった。この為に本作を危うく見逃すところだった。WOWOWのプログラムガイドに詳細な設定を掲載して欲しかった。
でも、予想もしてなかったから衝撃も強く、製作者の意図も先入観無しに伝わるというものでは。「やばい表現やりまっせ、注意してね」なんて前置きすると色物としての先入観が固定されかねない。本作の場合は「普通の」物語として始まり、「普通の」子供が理不尽な搾取と暴力に晒されるという点が非常に重要な訳です。本作が「普通のアニメ」の手法で始まったのは、こういった物語は決して特殊な色物などでは無いという事を強調する為ではなかろうか。

＞みなさんが一番心配しているのは
＞｛本当に真剣に最後までやってくれるのか？｝
＞と言う所だと思います。
＞
＞本気なら結構。
＞そうじゃないならやめてくれ。
＞ということじゃないでしょうか。

製作者の方の「本気」はここで見れますな。骨のある力強い言葉で語っておられます。
http://www.wowow.co.jp/lineup/imaboku/chara.html#3
その結果がどうなるかなどは、どちらにしても終ってみなけりゃ判らない。
製作者の方の「本気」を信じるか信じないかですな。信じないなら以後は見なければいいだけ。

＞製作者の方の「本気」はここで見れますな。
＞骨のある力強い言葉で語っておられます。
＞http://www.wowow.co.jp/lineup/imaboku/chara.html#3
見ました。
たしかに製作者は真剣なようです。
私はちょっと安心しました。

でも，それが
「画面からあまり伝わってこない」
のが私も含めたみなさんが
気になっている所なのではないでしょうか。

＞「やばい表現やりまっせ、注意してね」なんて前置きすると
＞色物としての先入観が固定されかねない。
前置きした方がよかったのでは。
前置きしないなら（しようがしまいが）
もうちょっとマシな表現があったと思います。

＞信じないなら以後は見なければいいだけ。
個人が見る見ないの考えでみなさんは
書き込んでいるわけではないと思います。

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