今、そこにいる僕
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[ ログNo.277〜No.286 ]

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(No.277) いけだ 題名:>水樹さん 投稿日 : 1999年11月03日<水>04時13分
>不快感を感じない=無感覚、というつもりで書いたのですが。
>それでも別のことですか?

私も“実際の”暴力や犯罪に対して無感覚になってはマズイとは思いますし
不快感を覚えます。

でも、映画やマンガ、ドラマで描かれる場合にはそれを描いた制作者側の
意図(どういう目的で)と方法(どういう描かれ方をしたか)、を抜きに
しては語れない…というか、(他の方がやってる様に)現実とドラマ内の
ソレを同列に論じると、制作者の意図を見誤る事になります。

少なくとも私は「今僕」を作っていらっしゃる方々が、「こういうシーン
を描けば話題になるだろう」とか「こういうシーンさえ入れておけばリアル
に感じてくれるだろう」「視聴者が現実の戦争や性犯罪について考えるため
の材料にしたい」等と考えて、あのようなシーンを描いたとは思えないんだ
よね。

どこまで描けばリアルだとか、実際の戦争は…等議論するなら、NHKの海外
ドキュメンタリーとかNHK特集とか「SHOAH」等のドキュメンタリー映像や
書籍がいっぱい入手できるんだし、そっちをテキストに議論した方がずっと
良いに決まってるでしょう。制作者の方々はその辺はきちんと分かって
いらっしゃると思いますし、そこまで(戦争や犯罪の議論の材料にしたいと)
思い上がってはいないと思います。

そういう視点からの要請や打算ではなく、やっぱり“「今僕」という物語に必要”
だと考えたからこそ描いたんだろう、という事です。確かに重いシーンだし、
サラやシュウが受けるダメージは大きいけど、きちんと物語の中で乗り越えor
昇華or解決されていくと思いますよ。


答えになってなかったらごめんなさいね。
Mozilla/4.08 (Win98; I;)
(No.278) SiN 題名:いきなり話のコシを折りますが…… 投稿日 : 1999年11月03日<水>05時09分
時間軸がどうのとか訳ワカラン事言って、無かった事にするとか、
文明滅んじゃって、もう一度人間社会はじめからやり直しだとか、
いっそのこと全部死に絶えてしまえとか、
そういった、安易な終わり方だけは、しないで欲しい……
そんな事、無いと思うけど。

マ、話がどう転ぼうと、ラストまで「スッキリしない話」が続くんでしょうね。
Mozilla/4.6 [ja] (Win98; I)
(No.279) MINE 題名:あ・・・ しまった(^_^; 投稿日 : 1999年11月03日<水>05時35分
ここじゃなくって、 ここのだった(^_^; (プロット)

http://www.anime-int.com/topics/new/now/now.html
http://www.ceres.dti.ne.jp/~mine-
Mozilla/2.0 (compatible; MSIE 3.01; Windows NT)
(No.280) ごまだれ 題名:第3話アンケート実施中。 投稿日 : 1999年11月03日<水>07時33分
>>先の展開を書くのはやめていただきたい。
>もしや私の事?
いえ私もです。すみません。

>先の展開って、あれはWOWOWのプログラムガイドに書いている予告であり、
>先月から公にされていて誰でも読めるものですよ。
それをネタバレって言うんですよ。
そんなこといったら
アニメ誌なんかにはかなり先の展開まで書いてありますから。

第3話アンケート実施中です。

注目の第4話まで35時間。
4話を見たら意見が変わるかもしれません。
今のあなたの素直な感想を書いて下さい。
アドレスは
http://www.geocities.com/Paris/Musee/8398/index.html
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 95)
(No.281) 阿吽 題名:書き込みの注意点など少し 投稿日 : 1999年11月03日<水>13時34分
初めまして皆さん
第三話を見た後こちらに来て色々な意見を拝見していました。
作品とは関係ない内容になってしまいますが書き込みの事で少し
お願いがあります。

個人当てのレスは出来るだけ相手の名前(ハンドルを)入れていただけると
解りやすいのですが、引用も多すぎると読むのが辛くなる場合があるので
気を付けていただけるとありがたいです。

ネタバレに付いて
まだ見ぬ先の話など雑誌やHPで紹介されている場合も有りますが
それらをあえて見ない様にしている人たちも居ると思いますので
出来るだけ書き込まないようにした方が良いかと。
もし書き込む必要が生じた場合などは「○○参照」とか「ネタバレ」
等の断りを一言入れた方が良いと思います。

それでは次は作品の感想など書き込みに来ます
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 95)
(No.282) 久城 題名:レスレス 投稿日 : 1999年11月03日<水>13時57分
天野さん、ご機嫌いかが?
物語の展開を待って今後のカキコをするつもりでしたが、私の考え方を誤解されて
いる節がありますので、幾つか書かせていただきます。

> 少年が戦争に強制参加させられ最前線に投入され、味方撃ちが公に行われ、
>少女が性的に搾取され孕まされる社会が理不尽でないとあなたが考えておられる
>のならば、それはそれで結構ですが。

現実の世界の私、久城がこのような有りようの社会※1に存在するとしたならば、
私の感性ではそれは理不尽であり、許し難いと感じます。この部分のみを捉えれば
そうです。
ですが、作中では未だに描かれていないことが多すぎるのです。
あのような軍事政権で無ければ(管理統制下でなければという意味です)生存も危
ういほど、水が不足しており、他国からの侵攻に曝されている※2としたのなら、
あの社会構造を持ってして、その世界が理不尽といえるかと言ったことです。
私は、「こうせざる得なかったんだろうねィ〜」と思って見てましたから。

# 自然環境は特殊すぎて理不尽だとは思いますが(笑)。
# 仮に太陽が膨張し平均気温が上がったとして、また燃料として水を消費し
# たとして、なぜに金星のようにならずに水は消滅してしまったんだろうか?
# 原子が分解されるような機関でも想定しているんだろうか?
# ここの部分はゴミですよ(笑)


少年らは強制的に参加させられていたのでしょうか?
自らが生き残るための選択なのかもしれません。誰からも強制などされておらず
(徴兵などではなく志願)生き残るための選択※3かもしれません。

女性に対する暴力は普遍的に存在しているのか?
これが描かれない限りは『理不尽な世界』と断定できないと考えていることを繰り
返し描かせていただきます。


※1:現在の我々の環境下で、社会の枠組みだけがあのように変化した場合です。

※2:設定にはいろいろありますが、作中ではハムドがいかなる為政者であるか
は描かれておりません。描かれていた場合には私の認識不足です。
他国との関係が具体的に描かれたのは戦争状態(侵攻されている)といっ
たことぐらいです。

※3:設定には存在しても作中で描かれない限りそれは無です。
確かに、教育によりねじ曲げられ、矯正されており、その結果として自ら
望んで組織に所属しているという設定なのでしょうがこれは作中で描かれ
ない限り我々には知りようのないところです。

長くなったので続くぅ〜

Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)
(No.283) 久城 題名:その2 投稿日 : 1999年11月03日<水>13時59分
続きぃ〜

> 少年兵二人は「命令だ」と言ってサラを兵士のタコ部屋に連行しましたね、軍
>隊の命令機構に沿った行動としてです。私にはあれがマッチョ兵士と二人の少年
>兵の間での個人的な共謀行為であるようには見えなかったが、あなたにはそう見
>えましたか?

自ら進んで行った共謀行為だとは思っていません。
かえってそのような描写があった方が、私の認識ではすっきりとするんですが、ア
レでは嫌々やっているようにしか見えません。
ですから、国策などではなく『個人の犯罪行為』である可能性もあると申し上げて
いるのです(ここは、まだまだ書きたいこともありますが、机上の空論になるので
さけさせていただきます)。
次に、「命令だ」の解釈ですが、「四の五の言わずについてこい」といった意味で
捉えました。仮に階級(軍隊のように見えるので存在するでしょうが描かれていな
いような・・・)が存在し、上官からの命令だとしてもその上官個人の考えで行わ
れた『個人の犯罪行為』である可能性は否定できないと思います。
まあ、“あらゆる将官が出した命令行為の責任は、その所属する国家に帰属する”
という考え方もあるでしょうし、ある意味その考えは潔いようにも思えますが。
あの描き方は、世界の有りようとは関係ない下士官の暴走(暴虐行為)にも思える
のです。

私が、終始この点にこだわるのは、『理不尽な世界』を演出してみせるために少女
への暴力を描いたならば許せない、というのが根底にあるからです。
危機的環境下の管理社会で行われた『個人の犯罪行為』を持ってして、その世界が
『理不尽な世界』と言われても「ハテ?」と思ってしまいますし、納得もできませ
ん。『世界』は未だに描かれていないのです。

これまでに天野さんと意見を交わしているうちに、私自身も考えが変わってきてい
る部分もあります。
基本的に私はこの物語を少年(シュウ)と『理不尽な世界』のふれあいにより展開
していくと捉えていましたが、少女(サラ)と『理不尽な行為をした世界』を描い
た物語なのではと考えるようになってきたことです。
後者でまじめに取り組んでくれれば納得もできるのですがね。
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)
(No.284) 水樹 題名:フィクションであるために 投稿日 : 1999年11月03日<水>14時52分
>いけださま
>そういう視点からの要請や打算ではなく、やっぱり“「今僕」という物語に必要”
>だと考えたからこそ描いたんだろう、という事です。

それは僕も同意見です。以下のことは、

>のむら了さま
>これはつまりシュウが身体的障害を負わされるほどの描き方は不必要である、
>ということです。
>??コレがワタシには全く分かりません?

に対するレスにもなります。

例えばですね、「アムロ・レイが主人公だからニュータイプになった」のでなく、
「アムロ・レイがニュータイプだからこそ主人公になり得た」と考えてみましょう。
戦争映画でも、なんでこんな戦場をあいつら(主人公たち)生き残れるんだ?
って思うことってありますよね。こういうことはつまり生き残れたから物語の
中心に置かれたと思えばいいのです。

50億年後の世界がたとえ今にも崩壊しそうな世界であっても、3話目でホント
に崩壊しちゃったら話が進みませんよね。崩壊しないから作品として成り立って
いるのです。それをご都合主義というならすべてのフィクションはご都合主義を
ベースにしているといっていいでしょう。

シュウに対する拷問だって同じことです。この先のストーリーがどうなるか
見てみなければはっきりと言えないですが、拷問の末に身体的損傷を負った場合
(腕をなくす、目が見えなくなる等々)先の展開に無理が出てしまうなら、それは
あってはならないことなのです。だからこそ、今のレベルでの拷問が描かれている
のです。それが野村さんいわく「生ヌルい拷問」であっても。
不必要というのはそう言うことです。シュウの物語が進むためには彼が五体満足
で生き残ってくれないといけないのです。

サラの場合も「戦争の悲惨さ」を訴えるための演出でなく、サラの物語を語る上
でなくてはならないものなのではないでしょうか。そう言う風に思えば、「あの
シーンは不必要」なんていえないと思います。いけださんがおっしゃってることも
これと同じではないですか?
Mozilla/4.6 [ja] (Win98; I)
(No.285) 久城 題名:今、思う故に書く 投稿日 : 1999年11月03日<水>15時05分

ヤマZAKIさん、

> まだ3話だっつーのに、もう見終わったかのような意見や感想の何と多い事。
> 「あのシーンは不必要」だの「製作」に口出してるものまであるし。

> しかし・・・たった3話目で「このシーンは不必要」か・・・妙な意見だなぁ。
> 臭いものには蓋・・・かな?

これらは私に対するものですね?
妙な例えをしますが、
ぼーっとテレビを見ていたら、隣人にいきなり『グウ』で頬を殴られ、「なにする
んじゃいっ!」と言ったら、「いや、蚊らしきモノが止まっていたんで」と言われ
たもので、「一言断るなり、せめて『パー』にしてくれよ」
とぼやいているのです。

まあ、冗談はこれくらいにして、「シーンが不必要」というのは妙な意見でしょ
うか?映像に対し不快感を覚えたのでそのような感想を持ったまでです。
「製作」に口出しとは何を持って仰っているのでしょうか?
私にそんな力はありませんよ?

それとも、個人が抱く感想というのは「おもしろかった」「つまらなかった」レ
ベルでなくてはならなくて、「あそこをこうすれば良かったのに」と言った感想を
持つことはいけないのでしょうか?
これはちょっと疑問です。

『臭いモノに蓋』ですが、蓋を開けたら、「何が臭いか確認して処分してくれ」と
言っているつもりで、「臭いからあけるな」と言っているつもりはありません。
臭いのはみんな知っているんだから、処分する気構えもなく蓋を開けないでくれと
願い、ましてやその蓋を持ち逃げするような行為はしないでくれよと願っているの
です。

確かに3話までしか放送されておりません、しかし1話ごとに感想がつくのは当た
り前です。その感想があたかも見終わったような感想だとしても。そう感じてしま
った(その話を見て)のですからどうしようもありません。

以上

Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)
(No.286) 天野 題名:真摯に 投稿日 : 1999年11月03日<水>15時44分
>千姫さん
>前回の書き込みの最期の行はギャグで書いたのに、まさか真剣に取られるとは(地獄反省)、自分のギャグセンスの無さに夜な夜な枕を濡らしております。

おや、あれはギャグだったのですか……うーむ。

>でもこれだと一歩間違えると(体験していないとゆう理由で)あらゆるジャンルの全ての創作物を否定する事になりかねないなあ。
>今、戦争物を書いている人で(全ての種類の創造作品において)戦争を体験した人ってどの位いるんだろう?

あまりいないでしょう。しかし、作者が体験していないからと言ってその作品がニセモノという事にはならないし、体験しているからといってその作品が全て良いものだとは限らない。

>本当にどういうスタンスで見れば良いのか悩む作品ですね。

参考までに、深刻な題材を扱った作品に対しての私のスタンスは、とにかく真摯に作品を観て真摯に情報を収集し真摯に考察をするというものです。特に情報収集は重要です。戦争を扱ったものを観るなら現実世界の戦争について色々調べる。それも、例えばベトナム戦争ならアメリカ側の論理だけでなく北ベトナムや南ベトナム解放民族戦線側の論理も調べる、など。
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[ ログNo.277〜No.286 ]

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