>NASTYさんMozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)
>サラのハンカチを置いた兵士やナブカの言動を見れば一目瞭然ですが非常に後ろめたい事である筈です。
それはあくまで一部の人間の行動に過ぎません。彼らの価値観が多数派ならヘリウッドは存在していないでしょう。彼らは大手を振るう事は出来ず、不満はあっても黙っているだけで異議を唱えたりはしません。彼らの価値観はスタンダードではありません。
また、あの優男的兵士がサラを「可哀想だな」と思ったからと言って、彼がヘリウッドの価値観を持って行動していないとは限りません。結局彼はヘリウッドに従い、兵士として貢献している。殺す相手や子供を作らせる女性への、可哀想だなという感情移入とヘリウッドの価値観を比較して後者を優先したからこそ、彼はヘリウッドから逃亡もせず殺されもしていない訳です。
>この類の価値観は我々の世界全体にあっても共通した認識と考えますが?
>仮に殺された兵士がその後ろめたさを(ハムド様の命令という建前によって)感じていないとしても、その行為の属性に変化は無いでしょう。
現実世界の話をすると、ポルポト政権下のカンボジアでは思想教育によって親と切り離された子供らが非人道的行為を迷わず行ったと言います。逆らう者は勿論、眼鏡を掛けているというだけの理由で殺された人もいます。曰く、インテリは世界に害悪だとの事。
彼らにとっては、自分が殺す相手の言い分や価値観などは大した問題ではなかったでしょう。自分達の価値観の方が正しいと確信していた、あるいは優先すべきだと考えていた事と思います。それは、自分達の価値観は圧倒的な国家権力にバックアップされていて、相手の価値観はそうではないからです。ヘリウッドの人間達にとっても同じです。権力のバックアップの無い価値観は、権力のバックアップを受けた相対する価値観とぶつかった際には打ち負かされます。あくまでも前者に乗っかっていた人間はその世界から零れ落ちます。この場合、相手方の権力が揺らぐか自らが権力を得る時にしか、その価値観がスタンダードとなる道はないのです。
我々から見て異質な価値観の属性を我々が決め付ける際、その判断基準は我々の価値観に過ぎません。相手方もまた、我々の価値観の属性を決め付ける事でしょう。「世界の共通認識」というものに期待を掛けすぎるのは色々危険だと考えます。
>のむら了さんMozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)
>あの兵士の 自分の戦果を自慢げに語る態度や俺のような元気の子を産め的発言から
>して(彼等に人間と同様の性欲が有るとするなら特に)自ら望んでその行為を行って
>いると見るのが自然なシーンだと ワタシには思えるのですが 如何な物でしょう?
ご指摘ありがとうございます。オイラの言葉が足らない部分を補って余りあるモノでした。これからも否定肯定の別無くバンバンお願いします。
>久城さん
ありがとうございます。
許可も戴いたのでコレからは遠慮無く・・・。(今までしてたんか?)
>> 元々あの兵士も生まれた頃からヘリウッドにいたわけも無く、「外の倫理」を知
>>らないとは思えません。
>この前提はどうでしょうか?
>ヘリウッドに生まれ育ったのかもしれません。「外の倫理」を知る前に「ヘリウ
>ッドの倫理」が染みついてしまっているのかもしれません。
これについてはオイラも結構考えてから出した結論ですので順を追って説明させてください。
まず、
>>生まれた頃からヘリウッドにいたわけも無く
ココについては訂正します、いたかも知れません。しかしそれはヘリウッド要塞では無く旧ヘリウッド国だと思います。
1.殺されたあの兵士は、正確な年齢は不明ながらおそらく20代後半から40前辺りであろう。
2.ハムド様の年齢は30台後半から40台前半ぐらいであろうと思われる。
3.ハムド様の強烈なカリスマ性と野心とその挫折のプロセスからして、その即位の後からヘリウッド国(元々の国+現在のヘリウッド要塞)が現在のような侵攻政策を採るようになったと思われる。
4.(1・2)からあの兵士が元々ヘリウッド国の国民であった場合には年齢的な要素を鑑みると、ハムド様御即位の時点で或る程度の人格形成は終わっていたと思われる。
5.ハムド様やアベリアの知識の深さ(ヘリウッド要塞の運用、水の精製等)を見ると、旧ヘリウッド国にはかなりのレベルの学術養成機関が存在していたと思われる。
6.(5)からハムド様御即位以前のヘリウッド国はあの世界においては文化的に高い水準にあったと思われる(ココは推測、しかし愛人である以外は臣下に過ぎないアベリアの知識の高さや兵士達の蛇型メカの操縦・爆発物の取り扱い等から(6)における機関は一般にも開放されていたと考えられる)。
7.よって(3・4・6)からあの兵士は人格形成の段階では(少なくとも現在のヘリウッドよりは)文化的な教育を受けていたのでは無いかと思われる。
8.元々ヘリウッド以外で生まれていたのを攫われてきたのであれば、(現在ヘリウッドの運営に不可欠なアベリアの年齢を考えると)ヘリウッド要塞が稼動した時点で相当な年齢に達していた筈でヘリウッドの倫理以前に外の倫理によって人格形成されている筈。
(7・8)からあの兵士は外(コレにはハムド様即位以前のヘリウッドも含む)の倫理を知らない筈が無いと考えたのです。
以上、穴があるとは思います。
自分でも突っ込むところは沢山あるんですが(笑)、かなりイイ線行ってる推測ではないかと思います。この次は7話終了後に・・・。
しまった!久城さんにレス書いてる間に天野さんからレスが!Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)
7話後にまた来ます。それまでお待ちを・・・。m(__)m
なんだかやっとシュウが主人公らしい活躍(最後はララ・ルゥにヘルプしてもらってたけど)を見せてくれました(嬉)。Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)
でもやっぱり今僕否定派の人達は「ご都合主義だ」って貶すんだろうなぁ(オイラもちょっと思ったけど)。
>天野さん
>それはあくまで一部の人間の行動に過ぎません。彼らの価値観が多数派ならヘリウ
>ッドは存在していないでしょう。彼らは大手を振るう事は出来ず、不満はあっても
>黙っているだけで異議を唱えたりはしません。彼らの価値観はスタンダードではあ
>りません。
>また、あの優男的兵士がサラを「可哀想だな」と思ったからと言って、彼がヘリウ
>ッドの価値観を持って行動していないとは限りません。結局彼はヘリウッドに従
>い、兵士として貢献している。殺す相手や子供を作らせる女性への、可哀想だなと
>いう感情移入とヘリウッドの価値観を比較して後者を優先したからこそ、彼はヘリ
>ウッドから逃亡もせず殺されもしていない訳です。
今回7話のブゥが代弁してくれた形になりましたが、多かれ少なかれ表面には出さなくとも兵士達多数がヘリウッド内の常識に対し違和感を持っている(いた)筈です。
ブゥにしろナブカにしろヘリウッドの外と中の意識の差を判っていたからこその今回の行動でしょう。
あの優男的兵士(いいな、この言い方)にしてもハムド様や上官の命令と離れた部分でのあの時のサラに対しての行動だった訳で、基本的な行動基準においては外の倫理で行動しているように見えました。
無論、上官の目の前で「殺せ」と命令されれば(その命令に反する代償が多くの場合、自らの死であろう事を考えると)相手がサラでも(躊躇はしつつも)命令に従うでしょうが、だからと言ってヘリウッドの価値観で行動していると決め付けるのはどうでしょうか?
自らの命がかかっている状態で人を殺せと強要された場合、シュウの如く毅然と拒否出来る人間は外の世界においてもけして多数派では無い筈です。
結果論としてナブカにしろブゥにしろ6話においてはヘリウッドに貢献はしましたがだからと言ってヘリウッドの価値観で動いている訳では無いのは今回7話の行動で明らかです。
殺された兵士やタブールはどうなんだと言われれば、悲しむべき事ながら長きに渡るヘリウッド内での生活で、または(逃亡不可能な現実への)諦念、または日常的な(ハムド様のお言葉等の)洗脳などによって感覚が麻痺してしまったのだろうと考えます。
けして最初からヘリウッドに心から忠実な兵士ではなかったと思います。
>現実世界の話をすると、ポルポト政権下のカンボジアでは思想教育によって親と切り>離された子供らが非人道的行為を迷わず行ったと言います。
そうそれです。
>思想教育
天野さんはコレによって出来た人格・思想がその人間本来のモノだと考えますか?
国家権力によるバックアップが無くてはスタンダードになれないような価値観は、けして本当のスタンダードでは無い筈です。
さてこの発言、どれくらい位置流れてるかな?(笑)
やっとSFらしくなってきましたね!Mozilla/4.04 [ja] (Macintosh; I; PPC, Nav)
今回シュウに誘われながらも
行かなかったナブカのシーンが素敵だった…
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/7512/
>天野さんMozilla/4.04 [ja] (Macintosh; I; PPC, Nav)
>あの兵士は機会さえあれば誰にでも戦果自慢をしたかったのだと思います。
>彼は戦功こそが自分の存在価値だと考えていたのでしょう、だからひけらかしていた。自分の存在価値を確認するためにです。
ワタシが 天野さんにしては穿った見方だと感じるのは 正にココでしょう。
同じシーンの同じ流れの中で描かれていながら 何故この兵士の発言や態度と その後に繋がる事の予測できる少女に対する暴力的行為とを 分けて考えてしまうのか?
少なくとも製作者の意図を読み取ると言う意識で見るなら、敢えてあのシーンにあの兵士やあの台詞やあの態度を描いたと言う事は その後のサラの取った行動に対し 何らかの効果や影響を及ぼす事を考えての事だと捕らえるのが 自然な見方と言う物ではないでしょうか?
ヘリウッドの一般の兵士の(私達から見ての)歪んだアイデンティティーを描くならば シュウのいる食堂でやった方が効果的でしょう。
つまり製作者は サラの行為を是として描くスタンスを取っており、かたや兵士の側は非として描かれている訳で、それを「同類」だとひっ括るのは 一般的には受け入れ難い意見のように思われます。
言及するなら 「同類」とする分類の線引きも 「殺人」に対する天野さん個人の線引きに過ぎません。
兵士の行為とサラの行為を同じ類いだと線の引けない、引かない、引きたくない人も大勢いるのです。
敢えて言うなら製作者は サラに殺される兵士を あの兵士では無く、名前を聞いた第五話のあの兵士にする事さえ出来たのです。
(第六話冒頭)部屋に連れて来られるサラ。
話し掛ける兵士。何も答えず黙って状況を見据えているサラ。
名前を聞きながら 兵士が向こうを向いている隙にサラは後ろから何か鈍器で思いっきり殴り倒す。
血を流し 床に倒れ もがきながら蠢く兵士をサラは更に殴打する。
やがて兵士は動かなくなり、サラは嘔吐し、水を呑み、脱出へ。
より鮮烈に殺人のイメージを伝えられますよねえ。
天野さんの仰るような「同類」としての描き方を考えるなら、製作者サイドが思い付かなくはないハズのシチュエーションじゃないでしょうか。
では何故そうしなかったのかも含めて、サラの殺人シーンには 作り手側は天野さんとは別の線引きを与えてやりたかったのではないのか とやはり感じてしまいます。
繰り替えさせて頂きますが ワタシは天野さんの意見も概ね納得、了承しています。
ただ天野さんの意見は 一般的には受け入れ難い側面を持つ物で、その事に誰かが反発、反論して来たとしても 一歩大きなゆとりを持たれて 甘んじてそれを受けられる度量を持たれる事が必要なのではないかと 考える次第です。
そこから始めて 相手に御自分の意見やスタンスを分かってもらえるための発言に立ち返れば 相互理解、共通理解により速やかに辿り着くのではないでしょうか?
(説教臭いジジイで済みません)(^^;
なんせワタシの座右の銘のひとつは
「四角い豆腐も切りよじゃ丸い。物を言いよで角が立つ」
なもんで。(^^)
http://ww8.tiki.ne.jp/~ootoriya/
サラはどうなったんだ〜〜〜って突っ込みは置いといてMozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)
7話での注目点はあっし的にはナブカがシュウの誘いに
乗りかかったにもかかわらず、兵隊の言葉で踏みとどまってしまったシーン
につきますね。あの間にナブカの中で何が起きたのか・・・誰か
教えてください!?
あと、ハムド&アベリア&6話の司令官といい、ゲス死亡オヤジといいやっぱこいつらは人間(?)として考えるのは無理がある。考えるのも惜しい!!(思考停止)
追伸 セガBBSのシュウ氏は錯乱してるしか思えないです。
またくるかも〜〜〜。
初めてお目にかかります。Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)
ここでこんなことを書くことは十分失礼と承知していますが、お許し頂きたいと思います。
実は今日の「今、そこにいる僕」をビデオに撮ろうとしていましたが、失敗してしまいました。
私だけが見ているのであれば別にいいことなのですが、私の友人はbsがないためにこの番組を見ることができません。
彼はこの番組をとても楽しみにしているので私としては今日撮れなかったことが非常に心苦しいのです。
どなたかお心のお優しい方でダビングさせていただける方はいないでしょうか。
まことに勝手なことではありますがよろしければ連絡をください。
よろしくお願いします。
リアリティが一気に無くなってしもうたね。Mozilla/3.0 (DreamPassport/1.01)
SFはSFでも、サイエンス・フィクションの方ではなく、ファンタジーの方のSFじゃん。
ペンダントから、水が吹き出した時点で、何でもアリの世界になっちゃったよ。アララ
科学的に解明出来ない、不可思議な小物だったのね。
一番行って欲しくなかった方に行ってしもうた。
でも、まぁこれで気楽に観れるアニメになったので、頭カラッポにして、楽しむ事に専念して、こ難しい事やら、あんまし考えずに観れそおだ。
リアルな未来の世界感を表現する作品から、ちょっぴりダークなおとぎ話に変わっちゃったからね。
期待してたのと違って、ちょっと残念かな。
作品の方向性としては ようやくらしくなってきたって感じでげす(^_^)Mozilla/2.0 (compatible; MSIE 3.01; Windows NT)
科学的うんぬんを指した作品では無いと思うので おいらはOKOKです。
とにかく、 地を駆けろ!空を舞え!シュウ!
http://www.ceres.dti.ne.jp/~mine-