人生、何事にも冷めた感がありつつ無難にやり過ごしてきた結婚相談所に勤める会社員。こと恋愛に関しては、恋人であった宵子にも「耕四郎って心の底から誰かを恋しいとおもったことあるのかしら?」と見限られた揚げ句、失恋。それに動じないように振る舞いながらもやけ酒で朝を迎える、そんな素直になれない28歳。
高校へ通う為、母親と暮していた家を出て父親である善三と耕四郎が住む家にやってきた。優しく繊細な子で多少、猫をかぶっているものの素直に父と兄を慕い早く家族に打ち解けようとしている。そうした一途で純真な行動が、素直じゃない耕四郎と衝突する。ちなみにやや鈍くさいのか、運動は苦手。
この人の浮気が元で家族は離散したらしいというまさに佐伯家にとっての元凶だが、家族を愛する気持ちに嘘はない。耕四郎と違い七夏を目にいれても痛くないとばかりに猫かわいがりしようとする。ちなみにちょっと心配性 。
キャリア・ウーマン的にバリバリと仕事をこなす耕四郎の良き同僚。どことなく耕四郎に好意をいだいてるのか?と思い気やどうもそんな気は無くまるで男友達のような人である。だらしなかったり、うじうじする耕四郎を叱咤するがそれでも耕四郎の味方になることは多い 。
耕四郎、千鳥の同僚であり、町田結婚相談所の危険人物。常に合法的に10代との出会いがないか模索している、妹大好き男。
もちろん、「ワタオニ(C)YOTSUBA/K&M」もしっかり買っている(宣伝)。
七夏と同じクラスの友人。運命のような出会いの恋に憧れる少女。陽気で七夏のことを本気で心配してくれる良き友人。
隣のクラスの同級生。七夏や双葉と比べると多少、大人びた高校生。他校の男子生徒と付き合っている。
耕四郎の元彼女。恋愛にいまいち冷めている耕四郎に愛想をつかす形で別れた。