第1話:目覚めよと呼ぶ声が聞こえ 2000.7.11ON AIR |
気がついたらファンタジー世界へ召喚済!?一体なんなのこの事態?
強い日差しの下、奇岩が立ち並ぶ荒野をあてどもなく歩く二人の女子高生。 お気楽に川に足まで入ってバシャバシャ遊ぶエリとそれを呆れて見ているユコ。そこへ突然襲ってくる小さな生き物。それはこの異世界での「ヒト」であったのだ。弓矢で狙われた二人はシャルと名乗る辺境警備隊隊長によって助けられる。 そしてシャルによって彼の村まで案内される二人。村では二人は魔人と呼ばれ、村人総出の歓迎の祭まで開かれてしまう。この世界に来た原因も分からず不安はピークに高まり、村長相手に突然キレるエリ。「一体、ここはどこで、何が起こっているのか!」と。とりあえずその場を治めたシャルによって寝床となる洞窟に案内されるユコとエリ。 だが、その救世主らしからぬ言動から二人を疑い始める村娘のマニとレカ。そこへ魔人が村にやってきたという情報を得た他部族が村に侵入して戦いが始まる。村の人々は助けてくれるよう魔人にすがるが、ごく普通の女子高生に出来る事など有るわけがなく…。 |
第1話:目覚めよと呼ぶ声が聞こえ 2000.7.11ON AIR |
気がついたらファンタジー世界へ召喚済!?一体なんなのこの事態?
強い日差しの下、奇岩が立ち並ぶ荒野をあてどもなく歩く二人の女子高生。 お気楽に川に足まで入ってバシャバシャ遊ぶエリとそれを呆れて見ているユコ。そこへ突然襲ってくる小さな生き物。それはこの異世界での「ヒト」であったのだ。弓矢で狙われた二人はシャルと名乗る辺境警備隊隊長によって助けられる。 そしてシャルによって彼の村まで案内される二人。村では二人は魔人と呼ばれ、村人総出の歓迎の祭まで開かれてしまう。この世界に来た原因も分からず不安はピークに高まり、村長相手に突然キレるエリ。「一体、ここはどこで、何が起こっているのか!」と。とりあえずその場を治めたシャルによって寝床となる洞窟に案内されるユコとエリ。 だが、その救世主らしからぬ言動から二人を疑い始める村娘のマニとレカ。そこへ魔人が村にやってきたという情報を得た他部族が村に侵入して戦いが始まる。村の人々は助けてくれるよう魔人にすがるが、ごく普通の女子高生に出来る事など有るわけがなく…。 |
第2話:あたりは沈黙に閉ざされ 2000.7.18 ON AIR |
あの二人は魔人様なんかじゃない!!
この世界に関心を持ちたくないユコは昨日の出来事で人が死んだことやこの世界の情勢にも興味がなかった。それでエリがこの村の人たちに何かしようといいだした事に腹を立てて思わず「誰が死のうが何人死のうが関係無いっつの」と言い放ってしまう。 この言葉を聞き二人は魔人でないとレカはシャルに伝えた。しかしシャルはそのことに聞く耳を持たなかった。そんなシャルの態度にレカは怒る。その会話を聞いたダールはシャルを村から追い出そうと村人をけしかけ騒ぎは大きくなっていく… |
第3話:いつかのような暗い夜に 2000.7.25 ON AIR |
アリラ王女って誰なのよ!?
村を出て旅を続けるユコとエリ、そして二人に付き従うシャルたち国境警備隊の三人。けれどユコはこの世界に対する警戒が強くシャルたちの言葉にも出す食事にも見向きしなかった。その頃、村では出ていったシャルに対する怒りや悲しみに涙を流すレカ。そんなレカに近づこうとするダール。そしてユコとエリは最初に現れた場所に戻ってきたが何の手がかりも見つからなかった。力無く笑おうとするユコであったがそのまま気を失ってしまう。 エリやシャルたちに看病されるユコはその時に警備隊の一人、ヂョークが言った言葉「魔人様をこの地に召還したのはアリラ王女なんですよ」これを聞き激怒する。何故シャルは今までそれを隠していたのかと…。 |
第4話:空が急にかげったように 2000.8.01 ON AIR |
エリを誘う謎の女魔術師が…
アリラ王女が囚われているというバルジダン派の所に向かう一向、そして一日遅れでそれを追うレカとマニ。 しかしレカとマニはその途中バルジダンゲリラを追討していたオルト率いるグリアニア兵に遭遇する。しかし二人がシャルと魔人を追っていたと知りオルトは二人を連れていってやると誘う。怪しみながらもそれについていくレカとマニ。 その頃、川で着ているものを選択していた二人だったがエリのちょっとした言動に腹を立てエリを残してユコは草原に帰ってしまう。一人残されたエリは強い光とその向こうにいる人影に誘われて岩の迷宮へと誘い込まれる。そこにいた者とは…。 |
第5話:森を過ぎ、野を越えて 2000.8.08 ON AIR |
ユコとエリ、2人の間の溝がだんだんと広がっていく…
シャルが村を出た後に守備隊長となったダールは村長に詰め寄り、警備の方針の180度変更、つまり攻撃は最大の防御であると説得する。 一方、村の外ではシャルとシュラの剣と剣を交えての戦いが続く。シュラはシャルを祖国ティングルを裏切った卑怯者と罵る。アリラ王女を敵であるバルヂダンへ売り渡したと。言い返さないシャルに対してシュラの怒りの剣が猛然と襲いかかる瞬間、エリが自分の大きなカバンをシュラに投げつけユコがシュラの上に座り込んで戦いを止める。 オルトに説得されグリアニアに行くことになった一行であるが、途中でユコとエリは口喧嘩。元の世界に早く戻りたいユコは、なしくずし的に、この世界に関わろうとするエリがもどかしい。逆にエリのほうも、文句ばかりで現実を見ないユコに対して不満を投げかける。ユコとエリの不仲を、これ幸いと自陣営にとり込もうと画策するオルトであったが、不機嫌な二人に逆にやりこめられて散々な目にあってしまうのであった…。 |
第6話:抜け目のない狩人は 2000.8.22 ON AIR |
エリに引き続き、ユコの前にも女魔術師が現れて…
夜、野営地にてくつろぐ一行。そこへ敵であるバルジダン兵が急襲しベレー達を人質にする。近くのバルジダンの砦までついてくるように脅されたユコは、仕方なく彼らについていく。 皆と離れた場所でノートを開き小説を書いていたエリは危機を逃れ、同じく一足先に侵入に気がつき隠れて危機を逃れたシュラと共に皆を奪回する作戦を立てる。砦ではリーダーであるレビアンがユコに対して、自分達の味方になればアリラ王女の行方を調べるのに協力すると申し出る。即座に拒否するユコ。 彼女はそういう取引は嫌いなのである。そして自分は魔人ではなく戦いを終わらせる力など無いと説明するが、レビアンは短く言い放つ「それを全員に説明できるのか?もう遅いと…」。その後、皆を助けるべく砦に侵入したエリ達の協力を得て、ユコは脱獄に成功するが、彼女の前に若い女魔術師が突然現れて…。 |
第7話:誰も寝てはならぬ 2000.8.22 ON AIR |
好きになるって事は辛いこと…
一旦は逃げ出したユコ達であったが再びレビアンに捕まってしまう。そしてレビアンの同僚のデウムの口から、シャルはアリラ王女が崖から足を滑らせて死んでしまったと聞かされる。薄々気がついていたとは言えショックを受けるシャル。再び牢に入れられた一行であるが、バルジダン兵から暴行を受けたシャルが心配で様子を見に来たレカに対しシャルは、もう顔も見たくないと非情に告げる。その発言を真に受けたレカは、大事に編んでいたベールをハサミで切り裂き、唇を噛んで呟く「シャルを好きにならなければ良かった…」と。一方牢の中で、マニはユコによって本当はシャルが好きであることを看破されてしまう。図星を突かれて怒るマニにユコは自分の事のように呟く「辛くなるよ…」と。そして頃合を見計らいレビアンはユコとエリに再び提案する。味方になればシャル達は釈放すると。それに対して二人は…。 あ |
第8話:やさしい夕星よ 2000.8.29 ON AIR |
魔人はなぜ魔人と呼ばれるのか考えたことがあるか?
何かをすべきとここから逃げ出す決意をしたユコエリとレカマニ、牢からの脱出を図るシャルたちはデウムから逃れようとするレビアンとグローナの行動によってバルジダンゲリラの砦から逃げ出すことが出来た。 しかし一行を追うデウムとバルジダンゲリラ、彼らから逃れるためにグローナは秘密の橋を落とす事を提案する。レビアンたちが自分たちを逃がそうとすることを納得できないシャルにレビアンはこう答えた、 「アタシには魔人は背負いきれない。おまえたちが魔人を引き受けろ」と。激しい追手との戦いの中、秘密の橋の上でレビアンとデウムは剣を交える!! |
第9話:憐れみも、誉れも、愛も 2000.9.05 ON AIR |
村に戻ってきた一同が見たものは…
追手からとりあえず逃れた一行。しかしベルゼーグルに戻ってきた一行が見たものは荒れ果てた村の姿だった。どうやらダールが村の男達を連れて戦いに出たが誰も戻ってこなかったと言うことらしい。 村のために何かしようと行動するシャルであったが肝心なときに村を出ていったシャルを村人たちは冷たく見るだけであった…。 |
第10話:消え去れ、やさしい面影よ 2000.9.12 ON AIR |
二人の意見の食い違いは決定的なものとなっていき、ついにユコは…
ベルゼーグルにやってきたのはオルト率いるグリアニアの兵隊であった。ティングル国王はグリアニアにバルジダン国境付近の警備を委任したというのである。オルトは村長に魔人を出せと命令するがユコエリは置き手紙をおいて村を出ていってしまった後であった。オルトたちの着任に納得いかないシャルやヂョーグとベレー、マニ達であったが無気力な村人たちはこの状況を甘んじて受け入れるのであった。 一方、村を出た二人であったが、またもこれからの事について口論になりユコは別行動をとろうとする。そんな二人の前に現れたのは二人の魔術師であった!! |
第11話:苦い喜び、甘い責め苦を 2000.9.19 ON AIR |
村を占領した兵士達の傍若無人な振る舞いについにキレるシャル!
警備の為という名目でオルト達グリアニア部隊が村に侵入し村は完全に占領された。兵士達の機嫌をとるべく開かれた酒宴の席で、オルトに酌をするレカ。シャルやベレー、ヂョーグは兵の馬の世話た小間使いとして酷使される。村の皆を守るため必死でオルト達の世話をするレカであったが、酒に酔ったオルトがレカに暴行を働こうとした為、思わずシャル達のいる馬屋に逃げ込む。だがシャル達に迷惑をかけまいと思い直して広場に戻るレカは、部下の前で逃げられて怒り心頭のオルトに、いきなり殴られ罵倒され土下座を強要される。シャルはオルトの前に出て行き許しを請うが、オルトはシャルを嘲笑しレカを部屋へ連れ込もうとする。そこへシャルの拳骨がオルトを一閃!!オルトを打ちのめす。猛り狂ったオルトは剣を抜きシャルを斬り殺そうとした、その時…。 |