こないだ、10日ぶりに佐藤さんに会ったら、去年からはじめてもう7キロもダイエット完了ということで、ねたましかったりそねんだりしている横手です。
佐藤さんが寝ている間に、その口に糸を垂らして砂糖水をたらふく飲ませてやろうと心に決めました。ふふふふふ。
さて、打ち合わせはさまざまな場所と状況で行われます。制作会社の会議室というのがいちばん多いかな。
その他にはTV局や出版社の会議室。喫茶店やファミレスなんてことももちろんあります。
一度、一泊で箱根に行き、徹夜で会議したことがあります。
行く前は「わーい箱根だ温泉だー」と思っていましたが、行ってみたらむちゃくちゃハードでした。
打ち合わせは、たいがい飲み物をとりながら行われます。喋りまくりですから、 液体は必需品です。
わざわざいれてくれる緑茶からペットボトルのジュース、コーラとさまざまです。紅茶よりコーヒーのほうが好まれているようです。
で、おやつはついたりつかなかったり。そのときによって、様々なおやつが出ます。ハッピーターンみたいな一口おかき。
ピーナツチョコ。ポテチ。たまぁに差し入れのケーキとかプリンとか。誰かが帰省すると、名産品が出てくることもあ ります。
あんまり長引くと、コンビニおにぎりとかサンドイッチが急遽、運ばれたり。お弁当が出たこともあったなぁ。
ビールはさすがに出ませんでした。
HALフィルムでの打ち合わせは、おやつがゴージャスなうちに入ると思います。
スタジオが出してくれるおやつに加えて、みんなが持ち込むおやつがあるか らです。 わたしはドーナツとかアイスとか、普段あまり食べない甘いものをよく持ち込みます。自慢するわけではないのですが、持ち込み頻度は高いほうだと思います。つか、言い訳とごまかしと賄賂の意味を多分に含んでいるので、本来持ち込んでちゃいかんのですが。
まーこのように、打ち合わせの潤滑剤となるおやつですが、
いつも目を瞠らされるのは佐藤さんのおやつです。 なんかね、意表なんですよ。ひと味ふた味違うものを持ってきてくださります。
その1が「ブドウ糖」。ブドウ糖ですよ。点滴のなかにしか入っていないのかと思ったら、固形であるんですね。タイル状の白いお砂糖。脳にいいと袋に書いてありました。味は「あーブドウ糖だ」という感じ。妙にあとを引くのが困りもの。
その2がやたら大量。麻布十番の有名な鯛焼きを、どーんと20個くらい持ち込まれたことも、大福をどーんと20個くらい持ち込まれたことも。うー。ごちそうさまです。
余ったのを持って帰りたい。 そして、こないだはコロッケでした。やっぱり、どーんと20個くらいありまし た。
ちなみに参加者は6人。ついにわたしは「持って帰っていいですか?」と言ってしまいました。
おかげで一食、浮きました。ありがとう佐藤さん! 次は何を持ってきてくれるのか楽しみです。絶対予測不可。
節分もすんで、もうすぐバレンタインデーですなー。
みなさん。
あげる予定の人、もらいたい希望の人はいますかー? わたしは職場関係に詰め合わせを贈ろうかなト。
中学生や高校生のころは、企業の戦略にのせられるなんて、みんながやってるからってやるなんて、遊び半分で
「好き」という気持ちをモノに託すなんてー!といろいろ考えて参加しませんでしたが、今は、それもいーじゃん、という感じ。
「ラブ!」から「嫌ってはいません」まで、好きの幅はものすごく大きいですけど、すくなくとも拒んではいない&拒まれてはいないということを、おたがい確認する1年に1度の機会。そう考えたら、なんかちょっといいかも。
SDの世界では、女の子は針を持てるようになったら、早々に花嫁のベールを編み始めます。相手がいなくても。
非常に微細な根気のいる作業なので、ベールはなかなか大きくなりません。若くして結婚する人は小さなベール。「ベールが小さいうちに結婚できてよかったね」と女たちは祝います。逆に、年がいってから結婚する人は大きなベール。こ
のときもやっぱり「立派なベールでよかったね」と祝います。
レカのベールは、歳のわりにでかいので、よっぽど小さいころからつくり始めたのか、いつも暇さえあればちくちくと編んでいるかのどっちかでしょう。相手が心のなかで決まっていれば、張り合いも出るしね。
マニのベールはそういえば、出てこなかったですね。編んでるはずだけど、どうしたのかな。
恋心と同じで、あんまり編んじゃいけない、人に見せちゃいけないと思ってたんだとしたら、ちょと切ないすね。
レカのように自分の好意を示すことに、ためらいのないタイプ。逆に、マニのように友達で一生かまわないタイプ。 どっちが幸せになれるんだろうかとちょっと考えたり。いや、どっちも幸せになってほしいですけど。
「やらない後悔より、やった後悔のほうがまだマシだ」とはよく言われることですが、
これって、こと恋愛においては、まったく屁の突っ張りにもなりゃしねえ文言ですしね。
告白しなくても後悔、告白しても受け入れられなきゃ後悔、受け入れられても別れてしまえば後悔。そんなもんです。
いや、後悔(=反芻)するために恋愛するともいえるのか?
というわけで、今回はバレンタインデーにちなんで、ロマンチックなことを言おうと思っていたのに、やはり心の地黒さが出てしまいました。
ぜひ、みなさんにはがんばっていただきたいと思います。 ビバ! バレンタイン。←無理矢理。
あの人には人を見る目がある、とか、人を見る目がなかった、とか言いますよね。
この「人を見る目」って何なんでしょーね。
いや、人の評価って話じゃありません。ほんとうに人を「見る」目の話です。
みなさん。人を見るときは、どこを見ますか。
谷川俊太郎さんの対談集だったかな。「33の質問」(23だったかも)のなかで「人を見るとき、顔を見ますか。それとも胸を見ますか」という質問があって、いろいろな人がどちらかを選び、いろいろな弁明や説明をくわえているのですが、これを自問自答してみたとき、わたし、答えられなかったんですよ。
もちろん、顔も胸も、それ以外のところもじっと見るのですが、
わたしが人を見るときに、いっちばん気になるのが「鼻の穴」だからです。
なんで、こういう性癖を持つに至ったかというと、小学生の頃読んだ小説(児童文学)で、主人公がおじさんを「鼻の穴が立派でよろしい」と評するシーンがあったんですよ。その小説の内容もタイトルも作家の名前さえ忘れているのに、こ
の一文だけがガーンと脳裏に刻まれてしまったのです。
そして中学生のとき。これまたある小説で「彼の鼻の穴は逆さになった胎児が向き合っているような形をしている」という表現を読み、これまたガーンと来たんですな。
とどめが、鼻の穴は必ずしも対称形ではないという現実でした。
自分の鼻の穴がだいたい対称なので、ナメて(?)たんですね。 右と左で、形も大きさも違う鼻の穴がある!
みなさん、知ってましたか?
さあもうこうなると、会った人の鼻の穴を上から下から横から、離れて近づいて、チェックせずにはいられません。
わたしの視線がまっすぐ相手の顔に向いているときは、目じゃなくて鼻の穴を見ているのです。 形のいい鼻の穴を見ると、ついついスケッチしちゃいます。おもしろい鼻の穴を見ると、しげしげと眺めずにはいられません。
ちなみにわたしの理想とする鼻の穴は、正面から顔を見たときに、その暗がり部分がほどよく収まり、かといって奥まで素通しで覗けるほどではなく、かといってまったく見えなくてもダメで、小鼻はあまり脹らみすぎず、肉は薄目で、中央の区切りが小鼻と同じ高さで、接地面は一直線上に並び、横からみたときにあまり大きな曲線を描かず、大きさとしてはスイカの種ほど──というものです。
わたし自身の鼻の穴は上を向きすぎて、うっかりすると鼻毛がのぞいてしまうので、鼻の穴としてはBランクです。
同様に、中山美穂は美人だし、aikoもか わいいですが、鼻の穴だけで見ると、わたし的にはちょっと……です。
もんのすごい好み!と思った男の人が、鼻の穴だけ見ると、けっこう田舎くさくて、がっかりしたこともしばしば。
田舎くさい鼻の穴ってどんなやねん!と言う人もいるでしょうが、あるのですよこれが。
どなたか、わたしの理想の鼻の穴が、どこにあるか、ご存じないでしょうか。
あ。チビッコたちの世界にはなさそうですけども。