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2000年11月8日(水)/晴れ

というわけで、また前のような日記に戻るですバイ。
とりあえず近況など。
『Strange Dawn』も、まだまだいろいろと今後に向けて、水中深くというか地中深〜くゆ〜〜っくりゆ〜〜〜っくりと進行中ですが、それはそれとして、当面来年再来年に向けての企画をあれこれやっている最中です。
しかし、これも世の常というやつでしょうかね。
“どぉぉぉしてもやりたあぁぁぁぁぁぃ!”
という企画は様々な壁に阻まれてなかなか進まず、かと思うと、
全然予定していなかった作品を突然やらなくてはならなくなったりして、まったくままならないモンです。

ともあれ、新企画のためにいろんな所へでかけて行ったりいろんな人に取材したりするのは、とっても楽しいです。
海外取材もしたいところがあるのですが、しかしそこまでになると、時間がないのと飛行機に乗らなくてはならないのとの二つの大きな理由に阻まれて二の足踏みまくり状態になるです。 飛行機は、もうすでに何回も乗っているのですが、なかなか慣れません。
どうも 不安。ロープウェイとかも不安なんですが‥‥、まあ飛行機はそれに比べれば、 乗る時点でそれなりに覚悟をきめますし、何かあったところでどうにもならない分だけ諦めもつこうというモノですが‥‥。 それにしてもよくみんな平気で乗るよなぁ‥‥。 今後も、なるべくなら飛行機に乗る回数は少ない方がいいので、前に子供と一緒に北海道旅行で飛行機に乗ったとき、
洗脳しようと思って「こわいねぇ〜もうのりたくないよねぇ〜、今度は電車にしたいよねぇ〜」と言ったら、「全然」「また乗りたい」と言われてしまって、それは大失敗。
うちでは飛行機怖い派:怖くない派が1:3になって、ワタシ的にはピンチなのです。
しかし、日本という国の何が嫌いかって電車でいかれる外国がないと言うのは、 とにかく最悪ですね。

あれ‥‥‥近況になってないや(汗)。

2000年11月11日(土)/晴れ

今回は、久々に横手さんにヒトコト言わせていただきます。
では。 こほん‥‥。 すうぅぅぅぅ‥‥‥‥‥(息吸ってる)
横手さんのぉ−−−ちょっとひとでなしぃぃ〜〜っ!! ふう。

さて、何があったかをお話ししましょう。
先日、新企画のための取材で横手さんや河本さん達と何人かで“バレエ”を見に行ったのです。
企画内容についてはまだ言えないのですが、“バレエ”に関係あるといえばあるような、無いと言えば無いような‥‥、
まあそれはともかく。 ワタシのほうで“バレエ”のチケットをとって、日程が決まったというメール連絡をみんなにしたところ、
まあっ!横手さんたら! みんなに対してメールでこんな事を言ったんです。
かいつまんで言うと−−−−−『私(横手さん)もスカートをはいていくから、 みんなもオシャレをしてくるように!』と!
女性は横手さんの他にもうひとり(誰かはナイショ)いて、まあ、女性はいいでしょう。
問題は男です。
男はワタシと河本さんともうひとりいました。三人ともオシャレなどと無縁な生活をしている事は、
横手さんも知っているはずで、ワタシはそのメールを読んでこう思いました。“これは、イヂメか‥‥?”
そんな事を言われなければ、当然普段の格好で行くつもりでした。いや、ただ単に“オシャレして行こう”という程度なら、「ごめん、仕事あったから」と言ってとぼける事もできたかもしれません。
しかし、こうしてハッキリ横手さんが「オイラ(横手さん)もスカートをはいていくからな!」と宣言している以上、無視するわけにはいきません。逃げ道を断たれた状態です。
「オレ(横手さん)に、恥かかすんじゃねえぞ」
と言われているに等しいワタシ達に、自由も選択肢もありません。 ワタシは覚悟をきめました。 河本さんともうひとりは、ジャケットをはおるくらいの軽いオシャレで来ましたが、着ようと思っていたジャケットとあうズボンのサイズが小さくなってしまっていた(正確にはワタシが大きくなった)ワタシは、しかたなく最近作ったスーツで行くしかありませんでした。
そして、もう、みなさん予想はついているでしょうが、そうです。
会場に現れた横手さんは思いっっっっきり普段着でした。 「オシャレは?スカートは?」と、我が目を疑うワタシ達に横手さんは言いました 。
「メンドかったから」「なにぃぃぃぃっ!?」と拳をふるわせるワタシ達にさらにこう言いました。 「いやでも、一応、風呂はいってきたし」
もうワタシ達は心の中で『ひとでなし‥‥』とつぶやきながら、黙るしかありませんでした‥‥‥。
実はその日、パイオニアLDCの取材があって、河本さんとワタシは写真もとられたのです。
当初一緒に取材を受ける予定だった横手さんは「つごーがわりー」 んでバックレ‥‥いや、欠席しました。
その時のワタシのおめでたい姿は、いずれパイオニアLDCの“アニメプレス(販促用小冊子)”で見ることができるでしょう。ははは‥‥‥。
でも、帰りにみんなにご飯おごってくれたから“ちょっとひとでなし”さ。

2000年11月28日(火)/晴れ

突然ですが、タブレットを買いました。
この間、仕事の帰りがちょっと早めで、なおかつ新宿を通る用があったので、「タブレットでも見てみよ‥‥」と思って
ふらふらっとお店に立ち寄って、ふらふらっと見てたら、ふらふら‥‥っと、買ってしまいました。
突然とは言いましたが、コレまでも買おうかどうしようかと迷った事は、あったにはあったのです。
しかし、「仕事上そんな絵を描くわけでもないし」とか「絵コンテ書くのに使えるわけじゃないし」とか「どうせ書くなら、紙に書いたほう が書きやすいだろうし‥‥」とか思って買わずにいたのです。たまに小さなカットを書くような仕事はあるのですが、そんな時はトラックパッド書きで何とかこなしてきました。ちゃんとした絵は紙に書いてスキャン。 しかし。 たまたま、ある新企画のためのイメージボードを書かなくちゃならないという事になりまして。 本来なら、“紙に書いてスキャン”方式で行くべきところなんですが、ちょっと急ぎであげなくちゃならないという話だったものですから、(実はうちでは、SCSIインタフェイスのスキャナで取り込んだ絵をUSBのi-BOOKに流し込むためには、途方〜〜〜もない段取りを踏まなくてはならないもんで‥‥)
このさい、多少の書きにくさは目をつぶって−−−買っちゃえ〜っ!!と。
まあ、そんな訳で買ったです。
そしたら。どうよ。 書きやすいのなんのって。 さくさくさくさく、書ける書ける書ける書ける。 適度に、へろ〜いところがまた味になってるし。色塗りもペインターという優れものソフトのおかげで、腕がなくてもなんだかそれらしく見えるし。
おもしろいおもしろい。 しかも書いたらそのまますぐにメールで送れるし、とてもラクチン。
気がついたときには、別な企画用のスチールのレイアウトまで書いてしまっていました。しかも色つきで。
まあ、ハッキリ言ってスチールのレイアウトに色がついていても無駄なんですが(汗)、そんな無駄なことをしてしてまいたくなるほどにおもろいのです。
今や、企画書につけるマンガまでタブレットで書いてます。
もう、トラックパッド書きにはも〜ど〜れ〜な〜〜い。
それにしても衝動買いしたタブレットが無駄にならなくて良かった。
もし、使わずにホコリをかぶるような事になったら「無駄遣い王」の称号を明け渡さなくてはならないところで‥‥いや、まだ、タブレットくらいじゃ横手さんの足下にも及ばないかな。

佐藤順一総監督のweb日記(11月の日記)
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